2018年度第1回勉強会(4月開催)
平成30年4月22日(日)に第1回ホエール勉強会が新潟県上越市で開催されました。
会場:ミュゼ雪小町
勉強会:13:10~17:10
懇親会:18:00~ 「アートホテル上越1階アレーグロ」
弊社を合わせて、19教室、39名の勉強会です。
株式会社ジョイスクール 代表取締役 伊藤様より開会の挨拶
今回の交流会の幹事をしてくださった株式会社ジョイスクール 代表取締役 伊藤様より、開会の挨拶がありました。
弊社代表取締役大前より挨拶
できるだけホエールとしてやめない教室作りにどんどんこれからもチャレンジしていきたいと思いますので、活発なご意見よろしくお願いいたします。
株式会社ジョイスクール 代表取締役 伊藤様より「多店舗経営をするにあたって」

- 授業の前に10~15分速聴読書をしてもらっている
→インストラクターの手があくので、その間にちょっとした受付や簡単な質問に答えたりする時間に使っている。
- カルテの記入や練習問題の返却などは生徒様にやっていただき、なるべく自分の事は自分でやっていただくようにしている
→インストラクターの手があいた分を他のところの接客へ。
- 初回のレッスン、無料体験などで初めてお越しくださる方へパソコンの横にWelcomeカード(しおり)を置いている。
- 入会の時にしっかり相手の話を聞く
→「自分がなにをしたくて、どうなりたいのか」をお聞きして、「そのためには私たちはこういうお手伝いができます」という話にもっていくことで、ここは自分の願いを叶えてくれる場所だと分かっていただけると思う。
- 毎月イベントを開催している(忘年会、新年会、料理教室、バス旅行、ランチ、陶芸体験、ボーリング、芋掘りなど…)
→1年分のイベントの様子を「思い出ムービー」と題してムービーを作成し、忘年会の時に流している。
- 生徒様に講師をしていただき、生徒様主導で何かをしていく会を増やしていきたいと思っている。生徒様にも輝いていただいて、もっている技術や特技を活かせてあげたらと思っている
株式会社日本ビーコム戸所様より子供向けプログラミングテキストについて
- 学校では小学生が社会人になる2030年代に必要な力を育てる準備が進んでいる
- 国は、2020年に向け、機器の整備と指導する先生への研修などを急いでいる
- 2020年から1日に1回はICTを1人1台使い授業を実施
変化に激しい社会へ対応できる人材とは、学校で学んだ知識や技術を定型的に適用して解く力だけではなく
- 問題に直面した時点で集められる情報や知識を入手し、それを統合して新しい答えを創りだす力
- アイデアや情報などの交換、共有、アイデアの深化や答えの再吟味のため他者と協働、協調できる力
文部科学省では、大学試験もこうした人材を選ぶものに変えることを決定し、2020年から実施します。
弊社代表取締役 大前より「今のパソコン業界について」

- ご参加くださった教室様より事前にいただいていた質問に弊社 代表取締役 大前がお答えさせていただきました。
- 今後の展開としてシニアのスポーツジムみたいなものができればと考えています。ホエールとしては、生徒様に長く通ってもらえるように質を高めてブランド化させ、これからもお客様満足を求めて接客していきます。
経営者分科会「これからのパソコン教室の経営を取り巻く環境と変化と対応について」

① チラシでの集客が難しいが、HP上から問い合わせが増えている
- HPで3時間無料体験を掲示し、40代~50代の若い人をターゲットにすると、問い合わせが10件程あった。
- HPを子供たちが見て、おじいちゃん、おばあちゃんたちに、「ここに行ったら?」と勧めてくれる。
② 売上と集客のどちらを取るのか?
- 現状の会員代金よりも、1.5倍ぐらいの値段設定で、プレミアム会員を募る。生徒数は少し減少しているが、売上は上がっている。
- ホエール方式でしない内容を聞きたいのであれば、プレミアム会員でと勧めている。
③ キッズプログラミング
- Tech for elementaryいう会社の教材を使用。
- 紙の教材と動画教材を使っており、契約等には縛りがなく、費用も安価で運営しやすい。
- Tech for elementaryの教材を使った後、ビーコムさんのプログラミング教材を使うと、わかりやすい。
④ シニアの生徒さんが辞めていく
- 原因は、スタッフが若いのでコミュニケーション能力の問題。
- いかにして、シニアとのコミュニケーションを図るかがキーとなる。
⑤ 商工会議所パソコン教室
- 2年半~3年前から、商工会議所とバッティング。
- サービスの提供については、うちとは比べ物にならない。生徒様の満足度を高めれば、現状まだまだ通って頂ける。
インストラクター分科会「お客様は何を求めているのか?どのようなサービスを提供したら良いのか?」


3班に分かれて分科会を行い、最後の各班の代表者が発表しました。
<各教室で行っているサービス>
- 生徒様の誕生日にプレゼント(金運アップクリーナー、入浴剤、孫の手など)
- 教室用ブログを作り、生徒様にもアップしてもらう
- 教室に簡単なスポーツ器具を設置し、健康維持に役立てていただく
- イベント開催(陶芸、バス旅行、石ころアートなど)
- テキスト終了後に修了書をお渡ししている
- イベントなどで撮影した生徒様の写真を販売している
- 季節ごとにイベントを開催
- 生徒様の作品を展示会のように展示している
- 年賀状コンテストを行い、新年会で表彰式をしている
- プレミアム会員制度をスタートした → お月謝にプラス月3,000円
- 入会説明時や無料体験後などでアンケートを実施している
<困っていることや対応方法>
- 3班に分かれて分科会を行い、最後の各班の代表者が発表しました。
- 季節労働者による休会が多い
→少ない回数のコースへ変更する提案をする。休会されたあとは復学していただくようにアプローチすることが大切。
- 物忘れが激しい方の対応
→同じことを繰り返しやっていただく。それでも楽しんで教室に来てくれるのならよいと考える。
→その方用に、問題を作る。
- 継続をしてもらうためには??
→楽しんできてもらうことが一番なのですが、練習問題を増やす。練習問題を、生徒様に作っていただく。生徒様が作成されることにより、より理解が深まり、何よりも自分が作った問題を他の生徒様がやってくれるという満足感が大きいと思う。
- お絵描きコンテストなどを勧める工夫は?
→何か参考になる写真などを、スタッフが探して、生徒様に勧める。
- テキスト以外でやりたい生徒様がいたら・・・
→まだ習っていない部分で時間がかからないようであれば途中までスタッフが作成し、文字のみ生徒様に入力していただく。
→ポイントコース(マンツーマン)を設置し、15分1,080円でやっていただく。
- 免許証の返納などで退学される方が増えていっている
→送迎をされている教室様もおられた。
懇親会~会場:懇親会~アートホテル上越1階アレーグロ~

クイズ大会を用意して下さり、上位3名は上越名物のお土産が当たりました!
幹事役を引き受けて頂いた株式会社ジョイスクールの皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。