2017年度第2回勉強会(11月開催)
平成29年11月19日(日)に第2回ホエール勉強会が熊本県熊本市で開催されました。
熊本県教育会館 会議室
勉強会:13:10~17:15
懇親会:18:30~ 「桜町ダイナー」
弊社を合わせて、22教室32名の勉強会です。
株式会社ニーズ小柳代表より開会の挨拶
弊社代表取締役大前より挨拶
商工会議所のパソコン教室が増えた影響もあり、入会者の数が減ってきている現状。
来られた生徒さんの満足度を上げないとパソコン教室運営はますますきびしくなる。
株式会社ニーズ小柳代表より熊本地震を経験されて

- 最優先は、従業員の安否確認。
電話が通じなくなることも想定して、LINE等でスタッフと繋がっておくといい。
- 生徒様への連絡に関しては、安否確認のみで、教室に関することは生徒様から尋ねられないかぎりは、こちらからは話さないようにしていた。
- 災害を受けた際の罹災証明は、早めに取っておくと迅速に対応してもらえる。
- 状況が落ち着いてくると、人はこれまでの日常に戻ろうとするので、生徒様とのいい関係性を築けていれば、教室に必ず戻ってきてくれる。
よって生徒様と関係性を築いておくことが重要。
株式会社パソコンドック24岡本代表社長様よりパソコンドック経営について
- パソコンドック24とは実店舗型のパソコン修理専門店。(新しいスタイルのパソコン修理専門店)
修理事業単体では、決して「大儲け」できるものではないが、顧客からの「信頼」が得られる仕事。
儲けたいという理由だけで始めようとお考えの方には向かない商売。
- 実店舗で受付、修理を行うので、自分のパソコンがたらい回しにされない安心感がある。
- メーカー修理の約半額で対応できる。
- 実働までの準備期間は約半年ほどで、初期費用は約150万必要。
- パソコン教室を退学された方でも、パソコンのかかりつけ医としてご利用いただける。
【株式会社イナマツ内藤様よりパソコンドックのメリットをご紹介】
- 生徒さんのパソコンにトラブルがあった際は、迅速に対応できる。
- パソコンドック利用者が入会者に繋がる。
- チラシをまかなくてもパソコンドック経由でパソコン教室も知っていただけるようになる。
株式会社日本ビーコム戸所様より子供向けプログラミングテキストについて

- 子供向けのプログラミングのテキストを作成中。本年度中に完成予定。
- 自教室のこどもパソコン教室の在籍人数は、現在9名。(受講料は、7,000円。)
株式会社ソフトキャンパス佐藤恵美様・佐藤奈美様より
子供向けプログラミングテキスト・電子クラフト講座について
子供向けプログラミングテキストと電子クラフト講座についてご紹介いただき、その後、参加者全員でソフトキャンパスさんの指導の下、プログラミング講座(スクラッチ)と電子クラフト講座(LEDランプ)を実際に体験。

分科会(経営者とインストラクターに分かれて行いました。)
<経営者グループ>
「これからのパソコン教室の経営を取り巻く環境の変化と対応について」
短い時間の中での分科会でしたが、下記の意見が出ました。
- 子供向けロボット教室
大学受験が2020年から変わるため、子供向けロボット教室でキッズの取り込みを図る。教材はアーテック。Office系よりもプログラミングから入る方が訴求力がある。
教材
「いい面」
教材はしっかりしており、システムをしっかりしている。
「悪い面」
途中入会ができない。
ロボットプログラムのテキストについては、近々株式会社日本ビーコムさんから発売される予定。
- 卒業・退学した方をもう一度取り込むことはできないか?
会員制で会員を集めるという仕組みを、ホエールで考えてもらうことはできないか?
- プロメトリックの試験会場
契約先の中でプロメトリックの試験会場の登録をされている教室さんがあり、1日当たりの試験受験者が多く、売上も多いので、試験会場の登録をしてみてはどうか?という提案があった。
- チラシを撒かないと入会者の人数が少ないので、チラシは必ず続けて撒く方がいい。
<インストラクターグループ>
「お客様は何をもとめているのか?どのようなサービスを提供したらよいのか?」
1.求めているもの
- パソコン操作
- スキルアップ
- 趣味
- 就職
- 達成感や満足感
- 人との出会い
- 居心地のよさ
2.サービスや対応など
- イベントや特別講座を開催。(お茶会、SNS講座など)
- 年賀状コンテストの開催
- 旅行日記の作成
- スマホ・タブレットの需要の増加に伴い、スマホ・タブレットを全面的にしたチラシを折込
(入り口をスマホ・タブレットにし、後々パソコンの方へ取り込む)
- 普段交流のない別教室の生徒様と一緒にイベントを行う。
- プレミアム会員制度を検討中。
プレミアム会員費として受講料とは別に代金を頂き、会員の方限定の話題性のあるイベントの実施や、通常授業以外での対応(パソコントラブル等)などのサービスを提供。
- 主役は生徒様でスタッフは黒子であることを自覚し、聞き上手になる。
- 女性と男性のスタッフで接客に違いが出るケースもあると思うが、声色や話すスピードなど改善できる点を考え、性別に関係なく生徒様と上手にコミュニケーションがはかれるように努める。
また性別の違いの利点(例:男性の方がメカに強いなど…)や、個人の利点などを活かせるとよい。
- 生徒様からのサインを見逃さないようにしっかりとアンテナを張っておく。
- いいサービスを提供できるように、生徒様のレベルチェック(飽きていないか?チャレンジ精神があるのか?など)
- パソコン教室のスタッフが、パソコンのことを何でも分かっていると思っておられる傾向にあるが、ハード面に関しては対応が難しいので、ハード面でのパソコントラブルは基本的に購入先で見ていただくようにお願いしている。
- 長期受講でテキストをやりつくした生徒様から「先生次何したらいい?」というお言葉をいただくと心苦しくなる。教室には来たいという想いが伝わるので、提供できるモノを増やすことが必要だと感じる。
- 見学に来られたお客様には、招待状という形で体験会のご案内をお渡しする。

懇親会~会場:「桜町ダイナー」18:30~~
幹事役を引き受けて頂いた株式会社ニーズの皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。